国分寺を訪ねる。江戸時代の街並みが残る上三之町や高山祭り=屋台の絢爛豪華さが有名な高山であるが,古くは国府が置かれ,当然,国分寺も国分尼寺も設置されていた。
国分寺の総本山は東大寺,国分尼寺のは法華寺だということだが,どちらも去年行ってきたな・・・。
臥牛蝦夷日記の記載リンク 東大寺, 法華寺
全国に68あったという国分寺が現存しているところはそう多くないようで,寺歴由緒正しいお寺さんなのだが,今回のお目当ては,仏師円空作と伝えられる弁天像。
円空は力感溢れる一刀彫の仏像を多く残していることで有名であるが,北海道にもその足跡を残している。このところ,父が北海道の円空仏を写真集にして残そうと,友人たちと写真撮影に出かけたりしていた。私が帰省したおりなどは撮影した写真を見せられ,多少父の情熱に感化されたこともあるが,素人目にもなかなか味のあるお姿でちょっと気になったこともある。そんなこんなで,国分寺に立ち寄った。
=30年後の30年後の今、仏像の記憶がない。写真もない。=
お寺の側(寺内だったかもしれない)では,「飛騨の一刀彫」といった看板が掲げられ,円空仏像の模造作品(「模造」は言葉として違うかな。作風を継承した彫刻(置物)かな?)や鷹の置物などが売られていた。
■ 国分寺・塔
醫王山 飛騨国分寺 公式HP
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