黒番は,ごく最近まで3子置かせていた龍さんです。3子はおろか2子でも勝てなくなったので,「定先→1番手直り」で打つことになり,「1番手直り」開始記念の第1局です。
途中,左上で白が,下辺で黒がそれぞれ後手を踏んだ感じ。大きな地の囲いあいで局面が進行する。地合の見当に確信が持てないので,右下の黒地にちょっかい。食い込みに成功するも,黒の辛抱強い応手で決定的な優勢を築けないまま終盤に入る。
黒は,白の大石に殴り込みをかけてきたが,なんとか攻め取りや劫にもならず凌ぎきった。地がお互いに大きかったので,数え終わるまではいまいち自信がなかったのですが,終わってみれば,盤面15目で勝ち。コミ碁への陥落を免れた1局となりました。
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棋譜