高桐院は、細川ガラシャ(何故か、この名は歴史上の人物として記憶がある)のご主人、細川忠興三斎が建立した寺で、二人のお墓がある。この墓が一風変わっていて、灯籠型である。なんでも、この灯籠は、二人がこよなく愛したものとかで、このことがよい。
これまで、いくつかの寺庭を見てきたが、もしかしたら、一番記憶に残るものになるかも知れない予感がする。
庭の中央部分が苔、手前は赤っぽい土、庭の中程に数本の楓とぽつんと1個灯籠が立っている。どうということがないと言えば、どうということもないのだが、それらの配置が絶妙というか、心を引きつけるものがある。石庭風の植裁とでも言ったらいいだろうか、魅了する。
あと、受付の女性が美しかった・・・。京都でお目にかかった女性の中で、筆頭に入る。受付で、思わず、煎茶付きの入場券を購入したほどだ。だから、心に残る寺・・・?
お気に入りの庭を眺めながら、煎茶をいただく。甘みがあった。
お墓か庭のか、どっちか忘れたが、十字架が模様のように刻まれていると聞いた、気がする。夫妻は、キリスト教に入信していたので、間違いない記憶だと思うのだが・・・。そうそう、ガラシャ夫人は、明智光秀の娘です。
【関連リンク】
我が姫垣
Webtown Kyoto(ウェブタウン京都)・高桐院
大徳寺前から北野白梅町まで、市電。北野天満宮に参拝。(頭が良くなりますように・・・。)
北野白梅町に戻って、京福電鉄北野線乗車。1駅だけの乗車で、等持院前下車。
京福電鉄北野線は、アンティークな車両の路線だったが、今でもそうなんだろうか?あれから30年。いい加減、耐用年数も過ぎてるかな?
等持院境内を抜けて、立命館衣笠校舎そばの喫茶店で夕食。今日も、1日が終わった。
夜、雨が降り出す。