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長崎 6
広島では見なかった、原爆資料の展示を見る。ただただ悲惨の一言につきる。あとは何もない。ケロイド状に焼けただれた人々の写真は悲惨の極みであった。各種の展示の中で私の心を強く打ったのは、小さな子供の書いた被爆当時の作文であった。
 一字一句は思い出せないが、自筆の拡大写真に綴られた文字を追いながら、涙があふれそうになるのをどうしても押さえることができなかった。連れの二人と分かれて、単独で館内を行動した。
 再度、原爆の悲惨さにあえて目を向けようとは思わないが、(その悲惨さは一見しただけで十分すぎる話だから・・・)、この日長崎で読んだあの文章の印象は、いつまでも私の心に残り、糧となるはずである。
 普段はいたって陽気な三人組も、会館を出てからしばらくは、やけに無口であった。

 思案橋を渡り、YHに戻る。明日は、萩へ向かう。

 オランダ坂について書くのを忘れていた。昨日訪ねたはずなのだが、私たちは行程の関係で、オランダ坂を下った。それが、どうも印象を薄くしているようで、やはりここの坂は上った方が良かったと思う。石畳に石垣の坂は、登りながらの視界が似合いそうだ。思っていたより狭かった。

■ 平和公園
 不謹慎だが、「おそまつくん」のイヤミさんのポーズを思い出す。


■ オランダ坂1
 石畳と石垣がしっとりと落ち着いた雰囲気を作っている。意外と狭く、こんなものかとも思う。


■ オランダ坂2
 アングル的には、下から見上げる方が雰囲気かと思うけど、どうでしょう?モデルはいまいちですが・・・。


 このカテゴリーのアップを1月近くさぼっていた。簡単便利なブログといえども、いざアップするとなると、結構、手間暇もかかる。
| 臥牛蝦夷日記 | 15:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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