2007.10.17 Wednesday
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訪ねた当時に感想を書いたメモが切れた。訪問先の羅列と旅の記念の写真だけが手元に残っている。訪問した場所の地図や観光地のHPをつきあわせながら、30年前の記憶を蘇らせる作業が始まる。
おもに「さんいん旅ねっと」のお世話になりました。感謝。
「出雲大社」は、東大寺の大仏殿より高い建物と言い伝えられていた。私が旅で訪れた頃にはまだ単なる昔物語でしかなかったことなのだが、発掘作業の結果として、相当の建物があったらしい柱跡の遺構が見つかり、以後、歴史的事実として認識されるようになった。
一般的には、日本統一の課程で歴史からその存在を葬り去られた集団の鎮魂のため、巨大な建造物を創り上げたとの説が有力である。
「何故」には、まぁ、納得するとして、「どうやって」には、尽きない「?」がわく。人力しかない時代である。今、作ろうとしても、想像に余るような巨大さである。やはり、国家をあげての事業でなければ、達成できない規模だと思うのだが、そのことが、事実として語り伝えられずに来たこともまた、不思議な気がする。
古代も、面白い。